無線機
無線機用ファームウェア開発基板
仕様
- MCU : STM32L051
- 通信 : UART, I2C, SPI
- I/F : ロータリーエンコーダ, トグルSW, 16x2LCD
無線機用ファームウェア開発基板
I2C/SPI/GPIOでMCUと直接接続される無線通信用ICと、操作パネルのスイッチおよびVRで構成される開発用基板です。無線のアナログ回路は搭載していません。この案件では、最終製品で実際の動作中に各ICの挙動やレジスタ値を調べて、設定値やアルゴリズムを調整する必要がありました。このため、本基板での開発は、各ICのドライバと、操作パネルのスイッチおよびVRの監視部分の作成が中心でした。
本件では、MCUの選定とピンアサインの決定もご依頼いただきました。お客様にはこの開発用基板の回路図データをお渡しし、そこからMCU周辺部のみ取り出して最終製品の回路図に組み込んでいただいております。その後、最終製品の基板の試作とファームウェア開発は平行して進められ、試作基板完成時には、各ICのドライバを動作を確認し、すぐにパラメータ/アルゴリズム調整の作業を開始できました。